脳屑の抜き出し方

妄言暴言置き場です

IWのはちゃめちゃネタバレ好き勝手感想

・アベIWのネタバレのバレバレの内容だよ!

・冗談が通じない人は読まないでね

・これは書いた人は原作の知識が弱いよ、映画も半年で一気見した人だよ

・感想、想像、妄想、希望がないまぜだよ

・字幕と吹き替えを見ながら、段々付け足して書いてるから被った内容もあるよ

・セリフとか流れはうろ覚えだよ。

・ニュース情報とかTwitterでみた話も混ざってるよ

・書いてる人は腐女子でン㌔で㌔ちゃん担だよ

・自ユニはラグナロクで、推しはピーターくんとシュリちゃんだよ

・なんでもかんでも㌔ちゃんに絡めるから気を付けてね!

・サノスに辛めだから気を付けてね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■最初の救難信号
 もうつらい。凄くツライ。一点気になったのはアスガーディアンそんな強いの??それともソーが特別なの??っていうので救難信号中に「生命維持装置が壊れた」みたいなセリフがあったので、宇宙空間に投げ出されても生きてられるのはアスガーディアンの中でも特別な人間だけなんでしょうね。そんでロキちゃんも丈夫。ロキちゃんの場合はヨトゥンだからなのか、ソーが大丈夫なのは雷神だからというよりもアスガルドの王族(っつかオーディンの流れ)にヨトゥンがいたからなのか、どっちなのかなぁって。神話だとちょいちょい婚姻関係ありましたよね、たしか。

 

■サノスの口上「負けるのは辛いだろう~逃げてしまえば~恐怖は~」の部分は誰に向けて?
 最初はソーに言ってると思ったんだけど、もしかしてロキちゃんに言ってる可能性もある?って4回目で感じるけどどっちなんだろうな。比較的アベンジャーズをコロコロ転がしてるサノスおじさんが、ロキちゃんが「殺せ!」って言った時に素で「えぇっ!?」って吃驚してたの振り返ると珍しいんだよね。驚いた顔して見せても、実はリアリティストーンで見せてましたとかだから、サノス的にロキちゃんが迷わず兄上殺せ!っていうのが驚くくらいには、ロキちゃんが兄上好きなことはサノスからも丸わかりだったんだね。一応ロキちゃんがサノスと組んだのって多分父や兄上許さない!アスガーディアン許さない(ぷんすこ)みたいなノリで行ったと思うんだけど「お前が兄ちゃんの事大好きなのすぐわかるで」って思うくらいには駄々洩れてたんだね。ロキちゃん、ロキちゃん、ロキちゃーーん!!!

 

■私という名の運命が、今ここに
 サノぴっぴがロキちゃんに「俺がお前の運命だぜ☆」って俺様攻めみたいなセリフ言ってる。ってふざけた事を何度も見て漸く思い浮かべられるくらいには心が死んでます。

 

■ステイツマンの残り半分
 ヴァルキリー及び半分の民は逃げてるとのことですが、船内に革命軍の死体が見つからないのが凄い気になるんですが、これどういう、どういう振り分け方?革命軍は全員逃げられたの??それとも宇宙のどっかに投げつけられたの??

 

■傾いた宇宙という表現
 私、アベ4についてはアントマンからの時間への干渉。それもトニーがリスク覚悟で過去に行くんじゃないかなーって予想をたててるんですけど、エボニー・マウの傾いた宇宙の天秤をって言葉は既に宇宙の均衡が傾いているって話で、天秤の皿のように二つの世界があって命がどちらか一方に傾かないように数量調整してるともとれるんですよね。これがサノスのいう資源不足解消として単なるあの世行きを装飾過多に表現しただけなら笑えますが。質量保存の法則と口減らしどっちなのかが気になってます。

 

■ハルクどこいた?
 ルッソバレによってアスガーディアンの半分は生きてることが判明しましたが、そちらにいるヴァルキリーだってソーだって「半分生かしてやっから、とっとといきな」って言われてはいわかりました!とは言わずに戦闘行為はあったと思うんですけど、あそこまでソーがボッコボコでアスガーディアン皆殺し状態になってる間ハルクどこにおったん??っていう純粋な謎ですね。でもその後バナーがスラスラとストレンジとウォンに説明してることを考えると一時的にバナー博士になってて、ハルクになってなかったのかなぁ。

 

■なんでハルクを飛ばした?
 単純に考えると、アスガルド人じゃないの異世界人なのだから、せめて彼だけでも!って選んだ理由はあるのかもしれないんだけど、ヘイムダルは万人なだけあってどちらかといえば個人の感情より国や世界を優先するタイプだと思ったので、この最後に命と引き換えにって飛ばすのがソーではなくハルクなことに違和感があるんですよね。ソーは死なない予感があったのか、ヘイムダルだけ知ってる情報があったのか不思議。もしかしたら例のテレパス会話でお兄ちゃんが「ハルクを逃がせ」「しかし王よ」「ハルクを逃がすのだ」みたいな我々には見えなかった会話が目と目の会話であったのかもしれない。

 

■ロキちゃんどこいた?
 ハルク出てくる→テッセラクト放り投げてソーを庇いに行く(なにも放り投げなくともえぇやん、でもロキちゃん兄上の事心配だったから仕方ないね)→ハルクやられる→ソー再び現れる→ソー拘束される→ハルク飛ぶ→ヘイムダル刺されるで流れがあってるのか不安なんですが、まずロキちゃんがソーを庇ってハルクが戦ってる間に暫くタイムラグがあるんですよね。画面のどこにもいない。子分達と戦ってる様子もない。多分ロキちゃんとソーで何かしらの会話があるはず。
①「兄上逃げよう」「いいや、やつを倒す。お前は逃げるんだロキ」「兄上、だめだっ!」ソー戦う
②「兄上、よく聞くんだ。ニダヴェリアにいくんだ。そこでハンマーを作れ。サノスを倒すにはそれしかない」「わかった」
③兄上を助けるタイミングでロキちゃんが失神してる→安全な場所に兄上が連れてく→兄上戦いに行く
④「兄上、私に考えがある」「なんだ」「いいか、こう動いてくれ」
⑤「兄上、聞いてくれ。テッセラクトがここにある。私たちだけでも石の力で逃げよう」「そんなことできない」「あっ!」ソー戦う
⑥(テッセラクトについては既に話し終わってる)「ロキ、わかってるな」「あぁ」(阿吽の呼吸的な何か)
⑦逃げた半分のアスガーディアンが安全に逃げられるように時間稼ぎをする必要があった
どれだろうね。
 そんで、ソーがでてから更にロキちゃんが一切画面の端にもでてこない時間がある。これはかなり長い時間だ。なにせ忠誠を誓う時間もあるからそこだけはどうやってもリアルタイムが流れてるのがわかる。
①逃げようと思ったけど、どうしても兄上を救いたくて戻ってきた
②初めからタイミングをはかっていた
③時間稼ぎがしたかった
④兄上には逃げるといってたけど、最初から逃げる気なんてなかった
考えられるのはこの辺でしょうか。

 まぁ、それにしても兄上の腹刺した時と同じサイズの小型ななんてあっきらかに殺せないじゃないですか。絶対倒せないの承知で出した一撃じゃないですか。これが監督的に短い尺で各キャラに一番美しくて鬱くしい最期をプレゼントするよ!!!って意味での誇り高きロキの死という演出なら、まぁメタな話になるんですが意味合いとしては納得できるんです。ただ、なんの勝機もなくロキがただ兄に誇り高き姿を見せる為だけに犬死するようなキャラかっていうと首を傾げてしまい、じゃあそうでなかった場合どういう可能性かを考えてしまうんですね(これが映画を見て一番しんどいし辛い理由だった。可能性があるけど答えを見ることができないという状態が一番しんどかった)
①この命ある限り忠誠を→一度死んでしまえば無効→死んで生き返るパターン
②サノスの手によって殺されることで死を偽装する
③自分が死ぬことによって、ソーが生き残る理由があった(どっちかはコロスとか半分っこ選抜の時に言われたとか)
ラグナロク後、私が思っていたより兄弟の和解がすっごく進んでいて「愛する兄上の為に」と思うくらいロキちゃんの中のコンプレックスや拗れが昇華されて、気高きロキちゃんという新キャラが生まれていたとかね。
 いや、この考察の基本的な問題は、ルッソ監督が「ロキの見せ場の為に作ったシーンだよ!最高の死に方を考えた結果がアレなのさ!」と確定さえくれれば、そうか!そうなんですね!なら、こちらは受け取ります!ってなるんだけど、制作側の作為によってのシーンじゃない場合「ロキちゃんが、無策で無謀で確実に自分が死ぬ展開がわかってるのに、ほとんど丸腰であんなフェイクにもならないような演技で戦うか??」っていう疑問にぶち当たってしまうので、上手い事アベ4で使ってくれるか、それとももう監督から「ああしたかったの!!俺の考えた最強のロキちゃんの死にざま!」って言ってもらいたいの。ほんと、それなの。じゃないと、ずるずるロキちゃん生きてるんじゃね??説が浮かんでしまって、まぁ後述にも見て取れます。

 

■ロキちゃんの美しく鬱くしい死に際の言葉と死に顔
 ロキちゃんの死ぬ直前と首コキャされてからがあまりに美しくて、最初見た時息が止まったんですけど。観客の意向があったとはいえ、もしロキちゃんがこのまま退場でアベ4でも過去回想のみの出演だった場合、DWからのロキちゃんが復活した意味って、ただひたすら兄上の心に傷跡を残すためだけの存在だったのだと思いブワっとするんですが。父が死んでも母が死んでも故郷が爆散しても、変わらなかったソーが復讐鬼のような一面を見せる為のロキちゃん。だってまだアスガーディアン生きてるんですよ、国とは人だって笑顔で爆散した故郷のこと言える兄上が、兄上がぁあああ

 

■ロキちゃんの死にざまとサノスの言動の違和感
 ロキちゃんの殺され方なんですけど、ロキちゃん担としてはロキちゃんの死にざまに文句はなくて誇り高く美しい死に方なんだけど、何度も見てるとサノスの言動の揺れに違和感を感じるんですよね。慈悲がどうたらこうたらと後半やたらと高潔なこと言い出すわりに、ロキちゃんの殺し方があまりに見せしめ要素が高すぎる。(オリジナル6を残さなきゃいけないという理由があるとはいえ、ラストバトルとか殺せそうなのに殺さない方法を選んだ)首絞めでジワジワ殺すことといい、わざわざソーの前に死体を投げ捨てるところといい、そこには少なからず嗜虐性とか残虐性からくる光悦さが滲み出てるんですよ。まぁ、それも序盤にめっちゃ悪役だぞ!!って思わせて実は人間味があるんですよと落差を見せたいだけと言われたらそれまでなんですけど。
でも、サノスの自分語りシーンが入る前のサノス(IW以前の映画でも)は人口問題だとか物資不足だとかそういうの関係なく、いたぶることを楽しんでる節が何度かあったんですよね。もしかしたらアベ4で始めは高潔な目的だったのに段々石に汚染されて残虐性が増したとかそういうフォローはいる可能性もありますが。ただ、そこからサノスに個人的に恨みがあるメンバーがいるって展開もあるのかなって思いました。
いきなりラストの話に飛ぶんですがトニーに向けて「知識に呪われたのはお前だけではない」ってセリフも単純に斥候から情報を得たのか、それとも超次元的な何かでトニースタークという存在が重要な鍵を持っているのかがわからない。でも、サノスの中で平等に半分こね!世界と人類の為に半分こしようね!って目的のためだけじゃなく、脅威と思うメンツもしくは私的に恨んでる相手がいるという可能性はありますよね。

 

■サノスの言動の違和感2
 ↑の内容を意識してもう一度見たんですけど、まずハルクが出た時に子分たちが「お楽しみ中だ」って言ってる通り、サノスにはそもそも戦いを楽しむ趣向があるのは確かなんですよね、アスガーディアンとかと一緒で戦いを忌避してる感じはない。で、ロキちゃん首絞めの際に確かに笑ってるんです、これも楽しそう。しかも首絞めの途中にわざわざ笑いながらソーに目配せをして、目配せしてから首コキャってするの。そんで、殺したロキちゃんをわざわざ数歩歩いて兄上の方へ投げ出すんだよね。これ、後々似たような感じで殺されたヴジョンについては石を奪うなり、興味なさそうに投げ捨てるの見ると、やっぱロキちゃんを殺したこととソーへ見せしめたことはサノスの残酷さっていうか、ソーが絶望することを楽しんでる様子を感じるんですよね。
 その反面トニーとかワンダに向けては慈悲(?)なのか、感情を寄せるようなそぶりをみせるし、何より不思議なのがなぜガモーラだけがあんなに特別なのかですよ。サノスはガモーラの事を私の娘という割に、ネビュラの事はガモーラの妹という表現しかしない。一応ネビュラも子分達もサノスの子達って扱いになると思うんだけど、ガモーラだけ特別なのが呼び方からもわかる。そんで、サノスの(意外とこの人は良い人なのかもしれない??)って思わせる演出を引っ張ってくると全部ガモーラに関してだけなの!ガモーラ以外にないの!むしろ、ガモーラの事愛してるって表現だけで、ここまで名誉挽回したんだからサノピッピの雨の日に濡れた捨て犬を拾った不良少年的イメージアップ作戦すげぇよって思います。
 なんでこんなにガモーラだけ心情を捻じ曲げても特別扱いするのか(だってガモーラには尋問しないでネビュラを尋問することで吐かせるんですよ、痛めつける気ゼロですよ)の理由がわからなくて、いやさすがにそれについてはアベ4で説明が入ると思うんですけど、よぉわからんのですよ。ガモーラが美少女だったからだろうか?
 クイルにガモーラを撃たせる描写だって、途中でリアリティストーン使ってるんですよね。シャボン玉ぷくぷくーってなったあとのガモーラは笑ってて、あ、今ガモーラは石の力で見えてるだけなんだ。本当のガモーラの表情実際どうなってんだろ!って凄い気になります。さすがにあの場面で笑ってるの違和感あるもん。愛してるわまではいいけど、死ねなかった事に本来のガモーラなら絶望した顔浮かべるはずだもん(こどものような主張)
 っていうか、元を正せばあのガモーラを号泣させたノーウェイの茶番劇だって“娘がわざわざ自分に情が残っているか確認したい”為だけにリアリティストーンのパワーを星全体にかけてたわけでしょ?
 それと、なんで人類を半分殺したらパラダイスに繋がるって直結するのかがずっと不思議だった。もし半分に減って資源の減り方が緩やかになってもまた増えちゃうし、そもそもいきなり人口半分になったら文明社会は滅んでしまう可能性があるし、何かの文献に半分にしたら助かるとか、誰かから半分にしたら世界が救われるっていう入れ知恵されたとかでないと、半分こ=世界救われる・楽園になるの考えが浮かぶとは思えないよね。自分で考えて自分で出した結論だとしたら、狂人の沙汰っぷりも取り返しがつかないレベルの狂人っぷりだぜ。そもそも半分っていっても、人口減らすより破壊工作の方がメインだしね。

 

■兄上と家族や仲間の死について
 情の深い人なので、ソーは家族友人が殺されたら怒り出すけど大義は見失わないんですよね。怒るけど、すべきことを見失わないんですよね。でも、今回ロキが死んでからのソーは怒るというよりも「殺す」の方が全面にでていて、そこが怖いんだと思う。アスガルドは滅ぼされた(実質兄弟が滅ぼしましたが)って言ってるときは凄い平坦で普通だし、父母友姉の死もふつーに話してるんだよね、泣いてるけど。
 ヘイムダルが死んだときに一瞬だけきょとんって無防備な顔すら見せたのに、ロキが死んだときの表情が希望の欠片もなくなったような、爆発している宇宙船のなかで逃げるそぶりもみせずロキに縋りついて泣き崩れる様が受動的な自死に見えて、ソーがソーである根源がここで変わっちゃった気がします。
 っていうか、ソーちゃんというかアスガーディアン基本的に戦闘民族だなって思うのは「姉は目を刺したから殺した」って表現ですね。ラグナロクの中だと色々ソーがヘラを倒す理由もあるし、いくらでもヒーローとして正当化できるのに、当のソー自身が「目を刺したから殺した」って表現する、その特別感のなさ。そもそも出会って最初の印象が悪いだけでハンマー投げつけたし、あんただけは最悪とかいうし、ソーちゃん実の姉にハンパなく容赦ない。

 

■魔術師組の可愛すぎるやりとり
 サンドイッチの会話中に「200ルピーある!」って言った瞬間のウォンが(o´ω`o) ニコってしててはちゃめちゃ可愛いのに一瞬しか映らない。

 

■ストレンジ先生のマジ卍ポーズ
 ハルクが階段に飛来した瞬間のストレンジ先生のマジ卍ポーズめっちゃ面白い。面白い動きというか、取り乱したくないという生来のプライドの高さが垣間見えて好き。

 

■ご結婚おめでとうございます!!
 なんか私が腐女子であっても、さすがにそろそろトニーには穏やかで幸せな生活に落ち着いて、浮気とか研究のし過ぎとかそういうどーーーーっでもいいような問題でいざこざして欲しいので、色んなことをすっ飛ばしてペッパーとハリーウィストンの指輪を見せびらかす未来が見たいです!トニーに幸せになって欲しいし、お願いなのでフラグにしないでください。ちゃんとモーガンって名前の赤ちゃんと一緒にいるトニーを見せてください。

 

■科学者組と魔術師組
 マウント取りたい組がバチバチしてたものの、この時点で凄く仲良くなれそうですよね。張り合えるってことは、対等だってことじゃないですか。科学者組と魔術師組のやりとり白髪のじーさんになっても続きそうな友情に発展しそうでいいなぁ。いがみあってフンってしてるじーさんになって欲しい。
 ハルクが出てこないで戸惑うシーンの「僕に恥をかかせるな」っていうトニーのセリフが、大人げない態度はとりたくないけどドクターと張り合ってるのがわかる非常に大人げないセリフで私は好きです。そこから宇宙船での助けた助けないだの、張り合うシーンが続いた上での刺された後の反応に続くって思うと、2時間の映画できっちり友情が結ばれてる仮定が描かれてて最高だから、これからも二人のやりとり見せてください。あと、一緒にいるのが似たような男のせいか、トニーとウォン、ストレンジとバナーの相性が凄く良くって可愛い。「ウォン、結婚式呼ぶよ」ってトニーのまだちょっと浮かれてる感じと、ストレンジは気に食わないけどウォンは気に入ったっていう子供っぽさも可愛いよ。逆にストレンジ先生もバナーのことは尊重した対応をしてるのとてもよい。

 

ガラケーが繋ぐトニーとキャップ
 シビルウォーの残したトニーの人間関係のトラウマが根が深そうで、根が深そうで。電話できないのにこんなに戸惑うし、ソーが死んだって言われてもまだ少し勇気が出せないって感じは、シビルウォーで自分が間違えたかもしれないという負い目と、やっと心許せると思った仲間から批判される怯えと、ウィンターソルジャーへの消化できない気持ちとか色々あって大変なんだろうなって思います。それでも常に電池満タンで3G携帯を持ち歩いてるトニー健気だよね。ガラケーの電池で満タン状態って、二日に一度は充電してる感じじゃないですか。その一方でキャプテンがホームにかえるって普通に古巣の建物に戻ったり、トニーの事を「地球を守っていた男」って好意的に告げる様が、キャップとトニーのあの戦いにおける重みの違いを感じさせて目頭が熱くなります。キャップにとってあの戦いで大事なのはバッキーについてだからしょうがないよね、しょうがないよね。トニーとのあれそれは意見の食い違いくらいの気持ちだから、トニーの怒りが収まって連絡くれたらすぐ挨拶いくよくらいだったのかもしれないね。(´;ω;`)ブワッ
 それにしても、ここでトニーのことを優しく諭すバナー博士はなんかトニーのお兄ちゃんって感じでした。

 

■風に吹かれるドクター
 きれいだな、すごくきれいだよ。

 

■マウに笑うのは私だけですか?
 シリアスなシーンなのは百も承知なんですけど、マウの直立してシュワッチって感じで手をやるとこどうしても笑うし、なんか昔の漫画のキャラクターみたいな気持ちになってしまう。それにしてもマウの性格ってロキちゃん系よね、トニーに軽く流されてる感じとか特に。マウの場合はきちんとご主人様がいたから心が安定してるけど。

 

■ハルクちゃんの嫌々期
 作品を重ねるごとにハルクがどんどん力が強いだけの小学生みたいになってるんですが、バナーの方もハルクとの折り合いがラグナロクから急速にできていて、本当にあの宇宙空間で何があったんだよ。サノスに襲われてる間何があったんだよ。ロキについてもバナーの印象が随分柔らかくなってるし。ラグナロクで起きたやりとり以上の何かがある気がしてならないし、そもそも逃げたヴァルキリーと半分のアスガーディアンと革命軍についてアベ4で説明があるんだろうから、回想シーンででるのかな。円盤の特典映像だったら吃驚しますね!!

 

■ストレンジ先生の死生観がヤバイとわたしの中で話題に
 ドクターストレンジ(作品)でのストレンジ先生の敵の追っ払い方が狂人の沙汰じゃないですか。ゴッサムシティにいたらまず間違いなくアーカムアサイラム行きじゃないですか。敵が倒せないから、敵が戦意損失するまでありとあらゆる殺され方をする(殺されたら時間を巻き戻してまた殺される)って、MCU随一の激ヤバ案件だと思っていて。ロキちゃんだったら3回目くらいで泣きべそかいて逃げてますよ!!(風評被害
 ストレンジ先生、医者なんだな、それも常人じゃ理解できないレベルの最高峰の医者だったんだなって思うのがこの辺の死生観なんですよね。そもそもドクターストレンジ(作品)でも、右手の手術はちゃめちゃ痛そうな描写があったけど、手術をする方が優先で痛いとか苦しいとかお金がなくなるとか二の次なあたり、先生激ヤバ案件ですよ。ロキちゃんなら二日で泣きべそかいて逃げてる(風評被害
 ので、マウとの戦いで既に命投げ出し状態だし、その後捕まってからも多分めちゃめちゃ痛い拷問のはずなのにグォオオって呻くだけで絶対折れてやるもんかってのが伝わって、ロキちゃ……(略)あと、全然関係ないけど顕微鏡手術に使うって聞いて、今後のストレンジ先生が医者魂うずうずして流用できないかなって思ったりするのかな?

 

■ピエロ
 デップ2の予告もそうですが、やたらと劇中にピエロピエロと例え話でてきて面白いなって。いや、そういう比喩が使いやすいのはわかるんですけど、日本語の道化と違ってピエロだとちょっと愉快な気持ちになってしまう。

 

■トニーのピーターくんの呼び方
 英語でもそうなんですが、日本語訳でも坊や、ガキ、子供、坊主って色んな表現で子供と呼ばれるピーターくんかわいいんだけど、そんなトニーが「ピーター離していいぞ!」ってピーター呼びするとグっとくるし、ピーターが二人になってしまい「パーカー」って呼ぶのもかわいいね!

 

■ピーターくん、あぁピーターくん、ピーターくん
 初登場のシーンからピーターくんが可愛くて良い子で賢い子で、トニーの事を慕っていて好きだけど、ピーターくんはトニーを神様扱いはしてないんだよね。言葉の端々にトニーの欠点や欠陥もきちんと把握してるし見てるのがわかるんだけど、それでもピーターくんにとってトニーがヒーローであることに変わりなくって、アイアンマン2で出た少年のころのピーターくんにとってアイアンマンは変わらないんだよね。だよね、ヴァーヴァー。あの子供がピーターくんって最初考えてなかったので、後からあれがピーターくんって知って泣きそうになりました。
 少しでも匙加減を間違えれば崇拝になりそうなところを、ピーターくんはしなかったこと。トニーを英雄でも武器商人でも神様でも世界一の金持ちでもなく、一人の人間であることをピーターくんは前提にしてるんだよね、えぇ子すぎる。そんなピーターくんがトニーと事をご主人思いなら僕もだよ!って登場したり、一緒に戦いたいってヒーローの顔を見せたり、アベンジャーズだって認められて嬉しそうな顔を見せたりして、もう絶対に私たちとトニーの心を傷つけるためだけに宇宙船につれてきたでしょ!そうなんでしょ!お前に人の心はあるのか!(心臓から血が噴き出す音)でも、今日からアベンジャーズだって言われた時のじわじわ顔が緩んで、でも緩み切る前にキュって引き締めたピーターくんはこの映画の尊さの頂点だったと私は思いますよ。あの瞬間全ての感情が爆発して「ピーターパーカーが嫌いな人間なんていません!!!」って思いましたからね。
 トムホランドくんの絶妙な演技に本当にひれ伏した瞬間でした。IW見てピーターくんの可愛さに屈しない人なんでいるの??いるの???あまりに健気で、あまりに可愛くて、あまりに普通に良い子過ぎて、見ていた私の心をズタズタに引き裂いたピーターくん。

 

スパイダーマンニュースーツについて
 トニーはさぁ、バナーに戦闘中に「ナノテクだぜ!凄いだろ!」って自慢するくらいには今回のナノ粒子のスーツ気合入れてるじゃないですか。なんだけど、きちんとピーターくんのために同じようにナノ粒子を使ってるだろうスーツを、スーツを既に実用可能レベルで用意してるんですよね。誕生日プレゼント用に新しいスーツ作ったのかなって思うと、もう、もうっ(目頭)トニーは保護者じゃないって言い張るけど、トニーはピーターくんの事本当に本当に大事に思ってるし、大切にしてるよね、っていうか中の人のRDJのトムホランド君への表情がトニーとピーターくんの尊さそのもので、拡張現実でも見せられてるのかって気分なんですが、本当にトニーのピーターくんに対する愛情って底知れないよね。かつて自分が欲しかったもの、これまで捧げたかったもの、全部を向けてるような気がして、トニーにとってのピーターくんは守るもので導くもので未来への希望であり、そうありたかった自分の姿でもあり、無限の可能性でもあり、自分の善性を肯定できる存在であり本当に、本当に(語彙)

 

■ヒーローのメンタル
 真面目なトニーのヒーローらしくないヒーローっぷりみたいなのとは別に、トニーって本当に溶接シーンの多いヒーローですよね。めっちゃ溶接してる、そんでトラウマとの戦いも凄い。自分のPTSDをどうにかしたくてシステムを大々的に開発しようなんてヒーローいる?トニーのメンタルが必要以上に脆くて、ストレンジ先生の強メンタル少しわけてあげてよ!って思いますよ。何度でも繰り返すけど、ストレンジ先生のドルマムゥの倒し方(?)マーベルどころか映画史上でも稀に見るキチ●イっぷりだと私思ってますからね!!!ヴィランが逃げ出したくなるくらい途方もなく自分を殺させるってガチでマジでヤバイと思いますよ!!!!マーベルの中で1・2を争うヤバさだと思いますよ!あのコミカルなノリでシリアスに感じないかもだけど、冷静に考えてストレンジ先生のヤバさ相当ですよ!!なにせ右手直したいがために科学の最先端にいるような人がそれまでのすべてを捨てて未知の魔術の世界にまで辿り着くってんですから、狂人のレベルですよ!ヤベーっすよ!静かにヤベーっすよ。攻撃性ないし理性的なのに、やってることマジやばいっすよ。トニーの常人さ溢れる精神の弱さと比べることもできないですよ!
 逆にキャプテンアメリカっていうのは、後天的な精神力の強さな気はするんですよね。生まれ持ってのヤバいというより(勝手な印象を語ります)キャプテンアメリカという正義の権化としての自分を作らねばならなかったスティーブロジャースの成れの果てが今のキャップって印象が私はありまして。100年かけて作った闇落ち(闇に落ちるからもとは光の中にいたんだよキャップは)ですよ。キャップの怖さは正しくあれ、清くあれ、っていう本人も周囲もそうであらなければならないと思っていたキャプテンアメリカ像と、その理想のままでは生きていけなかった現実との摩擦で疲れ果てた姿だと思っていて、だからこそスティーブとしての自分を知るバッキーにあんなにも執着したのかなって思うし。シビルウォーでの行動も既に摩耗しきって今にもすりへりそうだったキャプテンアメリカがスティーブであることを選んだ映画と思えば、まぁわかるんですよ。行動自体は割と怖いと思うんですけどね。クリエヴァが言ってた「心が壊れてしまった」というのはそういうことなのかなって。公私の公の部分だけを必要以上に強調し続けた結果バランスが壊れてしまった人なんだろうなって。
 対してソーは、あくまでアスガーディアンは侵略者であること、王様であること、神であることがわかります。下々の人間の事を慮る必要はないし、他者を省みる必要もないけれど、王者の慈悲として寛容さや優しさというのを施してやってると思っているんです。だから、ソーの根本は戦闘民族で、狩猟民族で、侵略者で軍事国家であることが根元にあって、そこから人間的な倫理とか道徳とか社会性を後付けしたってイメージで。ソーの怖さは、あくまで差し伸べられる手や向けられる笑顔は施しであって、一転すればそこにいるのは無慈悲な圧倒的な力で、自然の恵みと自然災害みたいなもんなんですよね。うろ覚えなんで間違ってるかもしれないですが、何かでヴァイキングとか北欧神話の元は厳しい自然崇拝だとか自然を擬人化したものだったって何かの番組で見たんですけど、ソーの怖さはそういうことってイメージ。

 

■GotG登場シーン
 セリフうろ覚えなんですが、救難信号あるから助けにいかなきゃってやり取りの時に「マジな顔でいこーぜ」みたいなことをピータークイルくんが言ったあと、マンティスちゃんがずーっと(●皿●)イッー!ってしてるのめっちゃ可愛いですね。全然ピントあってないけどぼやけた先でイィってしてるのめっちゃ可愛いです。

 

■アイムグルート(悪い顔)
 まぁ、グルートちゃんったらどこでそんな言葉覚えたの!ママあなたにそんな言葉教えた覚えはないわよ!!誰なの、そのゲームって子が貴方によくない言葉教えたの!!ばりに親心前回のGotG組可愛いですね。

 

■クリプラについて
 体系についてのセリフはぜったい中の人から読んできたと思うんですけど、予告で必ずジェラシックパークがあるのでつい見比べると、ジェラシックパークのクリプラはもうちょっとシュっとしてるし、IWのクリプラはぷにっていうよりムチって感じ。

 

■ソーちゃんどうやってきたの?
 純粋に宇宙浮遊してた割には一直線に(しかも直前までソーの身体見当たらない)ピータークイルの船にえいや!って飛ばされてきたから、どこからきたの。誰かが投げてくれたの?

 

■ソーちゃんの弟拗らせについて
 「奴には弟を殺された!」その他大勢も殺されたけど、最初に出てくるのが弟を殺された!で、そりゃーロケット先生もカウンセリングの時に最初に弟について聞くよね。っていうか、IWのソーちゃんはロキちゃんに対する思い入れの強さが凄くて、いやアベ無印とかソーでも酷かったんだけど、あれはソーちゃんの寛大な王様精神と主人公補正かなって思ってたのに、IWではっきり王として育てられた帝王学にバキバキにヒビが入ったようなソーが、ほとんど弟に向けての感情からくるものだったことに戦慄きました。ソロキやってると兄←弟の感情がほとんどだって思って、兄→弟はまぁ妄想妄想イェーイって気分だったんだけど、IWはむしろ弟は気持ち良く死んでいったのに対して、お兄ちゃんが壊れた。お兄ちゃんが初めて壊れた理由が弟だったということに、本当にどう受け止めていいのかまだよくわからないです。
 ソーちゃんの何が怖いかって、完全に殺意だけならソーが激怒してる!って受け取り用もあるのに、サノスと弟について以外のソーは今までのソーと同じ顔で笑って同じ精神で言葉を綴るんですよ。ロケット先生のカウンセリング中は涙してましたが、言ってることは実にソーらしい。ソーらしいことが凄く違和感があるし、エイトリに向けた言葉も絶望の中から希望を見出させる王様のそれで、ソーがどれだけ傲慢でも人々に愛された理由でもあり、けど地球に戻って仲間を振り返ることもせずに「サノスを読んでこい!」って叫んだソー、サノスに斧をつきつけて、頭を狙えば一発で終わるところをただ苦しめたいだけ、サノスに誰がお前を殺したかをわからせるためだけに胸を刺した兄上やばくないですか?うっかり胴体を狙ったんじゃなくって、公式でより苦しませたいからって理由で急所を外すソー(光り輝ける王様の成れの果て)ヤバくないですか!!私はやばかったです。ソーはサノスの事倒すじゃなくって殺すとか殺り合うとか、殺すことしか選択肢にいれてないんだよね。

 

■字幕と吹き替えソーちゃんの違い
 ロキちゃんデッド!からのソーちゃんね、序盤を字幕で見ると凄くクリーチャーみがあるというか怖いんですよ。同じ演技なのに吹替だと感情が乗ってるのでそこまで怖くないんですよ。どっちも良いんですけどね、1回目字幕で初見というのもあって「ソーめっちゃ怖い、兄上めっちゃ怖い!クリーチャーじゃん」って思ったのに、2回目の吹替であんまり思わなくって、むしろ涙目の方に目が言ってしまって。あれ?あれ?って二回見直したんだけど、字幕の声は怒ってるんだろうけど感情が死んでるんだよね、クリヘムの声の演技だと単純に声の質もあるんだと思うんだけど表情と声のテンションによって怒ってる笑ってるっていうのはわかるんだけど、全体的に重くて谷底を這ってるような空気があるんだよね。それに比べて三宅さんのソーは全面的に弟が!弟が!ってロキちゃんへの感情が素直にでてるので、そこまでクリーチャーみがなくって。これは、ラグナロクの時もそうなんだけど吹替の時の声優さんか監督さん?が凄くこの兄弟の関係に重きを置いてるのかなって感じるところだし、俳優さん本人の声の場合は兄弟とかそういう次元で考えていいのかわからない深淵が見えるので、どっちもいいですよ。見比べるといいですよ。
 あと、意識して見てみたら吹替のソーちゃんなんか、凄い生き残ってしまった、死ねるもんなら死んでしまえばよかった、死にぞこなったって凄いそのまま爆発で死んどけばよかったのにって感じのセリフをロケット先生のメンタルカウンセリングでしてて、おま、アスガーディアン半分生きてるんだから何いってんの!って思うけど、ソロキ的には尊くて死にそうになりました。多分極めつけがストームブレイカー作る時の吹き替え版の「死ぬぞ」「死ねるもんならな」が駄目だった。凄くダメだった。字幕と吹き替えどっちが原文に近いのかわからないけど、ダメだった。

 

■ニダヴェリア
 変な名前だって言われた時「名前は名前だ」って答えたソーのセリフに「経験は経験だ」って答えた弟さんの顔が浮かんで(´;ω;`)ブワッ

 

■ピータークイルのモノマネ
 これはね、山寺さんが三宅さんにすんっごい寄せてるから吹替面白いです。でもビビビビンゴー(英語の方どう表現したらいいかわからないので吹替版表現)については、クリプラの勢いがめっちゃいいです。

 

■ピータークイルくん
 なんども見てると、冷静さをもって見れるので、あ、たしかに、たしかに、ぷにっとまるっと。むしろ初見でそこまで心に余裕がなかったことにビックリする。ロキちゃんの死にざまに正気じゃなかったから全然気づかなかった。改めてみると、おお、汝平和なラインを描くものよ!っておもう(親近感)

 

■海賊天使とは
 どういう比喩や暗喩が籠ってるのかわからない。多分、海の向こうの人はニュアンスがわかるんだろうけど、私わかんない。知りたい

 

■ソーははちゃめちゃかっこよくてセクシーという概念
 ソーのお顔がかっこいいのはわかるんですけど!今回改めてソーがめちゃくちゃかっこよくてセクシーで強いんだぞぉ!っというのを映画の世界観の中で表現していたので、ソーが最上級にかっこいいのと強いのはMCU世界の共通認識なんだな!って確認出来て良かったです(小学生の作文のような)

 

■宇宙空間に投げ出されて生きてられる基準は?
 爆発しても宇宙空間に投げ出されても死なないソーちゃんを思うと、頑丈さがよくわからない。今んとこ私が覚えてるなかで宇宙空間の中でもチャーラーヘッチャラーなのは宇宙に身を投げたロキちゃんと、満身創痍で宇宙に投げ出されたソーと、はちゃめちゃ笑顔で手を振るエゴだけです。

 

■ソーにとってのミッドガルド人
 ソーはミッドガルド人の事仲間だっていうし、実際そう思ってるだろうし、ジェーンのことも本気で愛していただろうし、地球に何かあったら必ず助けるって考えているのかもしれないけど、アベンジャーズって何?って聞かれた時の「(ケビンベーコンも)そいつも仲間かもな」って答えからするとちょっとドライにも見えるんですよね。時間の感覚が違うかもしれないとはいえ、ジェーンのこと2年も放置してたし(この時間の感覚について、ロキに喪に伏してたって文句いってるニュアンスを考えるとそこまで離れてるわけじゃないのかなーって)少し前に「ソーとかオーディンの地球人は友達だよ☆はワンチャンは家族だよ!」っていうのに近い感じがする。って話をしたんですが、友人・仲間と思う気持ちは本気でも、そこに大きな生物としての隔たりはあるよね。自分はアスガーディアンで、アスガーディアンとその他っていう。アスガーディアン自体は、割と選民思想が高い(実際丈夫だし科学も発展してるし長く生きれる)ので、ロキちゃんが自分がヨトゥンだと知ってあそこまでパニックを起こした理由の一端にそれがあると思うんだけど、そこまで過干渉する気はソーにはないんだなぁって。いや、ソーが過干渉する相手とか凄い限られてますけど。

 

■ソーとガモーラ
 ピーターとガモーラの関係がMCU比だと遊んだ経験がある感じなんですが、ソーとガモーラのやりとり見てるとソーも慣れてるんだなーって。別にガモーラを特別意識してじゃなくって、目の前に良い女がいるからそれっぽいやりとりになるっていう。多分ロキちゃんはできない。ジェーンに対してニヤニヤするしかできないし、ナターシャとの会話でもそうだったから、ロキちゃんマザコンな上に女の人とのやりとりに何かしらのコンプレックスがありそうで。思い浮かぶのはソーばかりがモテてたとかかな。ガモーラの宇宙感覚で美女っていうの凄くいいよね、色々わかりやすい!

 

■ザンダー星の情報はどこから?
 時間的にはラグナロクの「いるよ」→「そうだ!地球に行こう!」→「なんとかなる」の直後にチタウリ軍が襲ってきたと考えるのが自然だと思うんですけど、ヘラ倒して宇宙船のってサノスに倒されてるどこでザンダー星の情報をソーは手に入れたのかな。サノス(の部下)が自らベラベラ喋ったのかな、喋りそうだな。

 

■ロケットとソーちゃん
 ソーちゃんは元々ロケットみたいなタイプにはなんだこいつは!って思う性格だったと記憶してるんですが、傲慢時代を超えて仲間と戦うことを覚えて狡猾さを滲ませる相手にも普通に接するようになったんだなーっという感慨深い気持ちと、ポンポン投げつける皮肉が弟さんを思い出してのことだったら泣けます。

 

■スタークおじさんとこどもたち
 ワンダとヴィジョンが2年前から雲隠れしていて、トニーと連絡が途切れたのが2週間前。っていうことは雲隠れしながらもトニーとやりとりはしていて、ワンダのいうトニーに誓ったっていうのは「2年経ったら戻ります」っていう約束だったのかな。そんで、2週間前から連絡が途絶えたのはヴィジョンがこのままワンダと二人で誰にも気づかれずに暮らしたいと思ったから、自己判断で切ったのかな。バナーがロボットをまたなくしたのか?的なセリフを言った時に「ロボットじゃない、自分で考えられる。進化してる」って返したトニーがはちゃめちゃ好きなんだけど、トニーとキャプテンにとってワンダとヴィジョンって戦闘員ではなく、あくまで守るべき子供(でも戦える)っていうのがあるのが時々伝わっていいです。特にトニーは凄く子供に弱いよね、ピーターくんに対する凄く遠回りな、けど言い逃れのできない過保護といい、CWで軟禁したあげくにあんなことになったのがトニーのなかで不安とか罪悪感になってるのかなぁ。反面スティーブは子供だけど自立してることをわかってるよね。でも、言葉が圧倒的に足りないから子育てに向かないなーって思いました。

 

■しかし、ファルコン。お前顔がいいな。
 凄く顔がいいな。綺麗な顔してる。

 

■セリフ少なく、表情も少ないスティー
 今回キャプテンアメリカのセリフがめっちゃ少ないですね。目線で表情が出ることも多いですが、基本厳しい顔つきが多い。けれど、中心に立つのはキャプテンアメリカで、決定権を持つのもキャプテンアメリカ。彼の素の感情を感じさせるのはバッキーとのやりとり、ソーとのやりとり、ローディーとのやりとり、あとはティチャラ陛下とのやりとりくらいでしょうか。バッキーとの間に素のスティーブが出るのは、まぁわかるんですよ。CW見れば、まぁそうですよね!ってなるよ、キャプテンアメリカにとってスティーブロジャースがスティーブロジャースであるための命綱ですもん。けど、ソーを見た時の嬉しそうな顔はトニーがいない今、スティーブは皆を指揮して纏めて、導かなきゃいけない存在で、そんな中で一切そういった配慮のいらないソーの存在は良かったんじゃないかなって。スティーブは基本的にトニーとのことそんな拗らせてない気はするけど、トニーがいなくなった地球でヒーローたちをまとめて導くのは自分しかいない(今まで精神的戦法的なものを指揮するのは変わらないけれど、トニーの口出しする部分はトニーに任せればよかった)ことにシリアスな気持ちになってたらいいなーって思うわけです。あと、キャプテンとティチャラ陛下、普通に気が合いそうで和やかにお茶しながら真面目な話してそうだよね。

 

■スティーブの腰
 腰がキュっとしまってるけど華奢じゃなくって、でもキュってしてるのいいと思います。

 

■ワカンファフォーエバ
 ブラパンのBGM流れるだけでなんでこんな希望が溢れるんだろう。後半どれだけあの音を流してほしかったか。ボーダー族の「残った者」って言い方は、結構な人数がワカンダから出てしまったのかなぁ。それとも生き残った者の略かな。オコエのカー↑ノー↓ジョー↑はどうしてるのかな(ウカビの話)
 ワカンダは、本当に良い国でビックリしますよね。国全体の統制の取れ方が、凄くいいし、エムバクと陛下の間に友情が築いてるのがはちゃめちゃテンション上がるし。陛下は身内だけの時はやっぱりお坊ちゃんで、まだ少し見守られてる感もあり、でも一人でも外部の人がいる時は威厳ある王の顔をするんだよね。オコエやシュリにからかわれるような陛下は、絶対身内のときだけなんだよ。へ、陛下ーーー(ワカンダフォーエバー)
 キルモンガー君の事ちゃんとウンジャダカって呼ぶ辺りから陛下の人の良さは満ち溢れてるんですけど、バッキーの洗脳を解いてリハビリにも協力している陛下が、バッキーに腕を持ってきたとき凄い心配そうに顔色窺ってるの、ほんとーーーに陛下ぁあああ(ワカンダフォーエバー)陛下、たぶんオコエがちょっと怒ってると思います、もろ陛下の人の好さが顔に出てしまってます。戦いたくないんだろうな、だが戦って貰わないとこまるな、しかしホワイトウルフはどう思ってるんだろう?っていう心配の声が凄く聞こえてきます。
 バッキーが案外あっさり、あー・・・また戦うのかくらいの声音で返してるのも凄く好感度高いです。

 

■バッキー
 バッキーとトニーは本当に、本当に穏やかで幸せな時間を手に入れたね。その時間がすごい短いあたりルッソ兄弟の闇の腐女子っぷりが凄いなって思います。個人的にワカンダ到着の時にバッキーを見ているナターシャとファルコン(多分)が複雑そうなのが興味あります。

 

■陛下の立ち位置
 ブラパン履修組としてはアベンジャーズ(バナー除く)が陛下に超タメ口なの凄い気になるんですけど、字幕の方はまだもうちょっと畏まってるけど、吹替とかダチか下手したら下に見てるかってくらいぞんざいな喋り方してるんですけど、オコエ怒ってない?オコエ怒ってない??

 

■トニーとドクターと坊やの話
 この高学歴3人組のやりとり可愛い!トニーのピーターくんに考えたふりをするな何も考えてないだろ!っていう癇癪の起こし方もいいけど、ドクターが凄い困惑してトニーはピーターの保護者?って聞くとき違うよ!って即答するのも可愛い。私の中で、ドクターがトニーの印象を変えたのはこのピーターくんとのやりとり見たからじゃないかなって思ってて、トニースタークのイメージから全然想像のつかない姿だったんじゃないだろうか。そんでピーターくんはスタークさんにお守りされてるんじゃなくって、僕がスタークさんを助けてるんですよ!って自認があるのめっちゃ可愛いですね。「親愛なる隣人でいたいんだ!」ってセリフはピーターくんの成長の表れで、トニーにもそれを感じられたんだろうけど、トニーが戸惑っているのを見て「変な事いったね」って謝るピーターくん大人だなー!!ピーターくんの中の人が「ピーターは凄く成長していて、トニーがその成長に追いつけないでいる」っていってますが、それIW以前にホムカミのころからそうでしたね!!CWのトラウマなのかホムカミの反省なのかピーターくんのことどこまで過保護していいのか、どこまで一人のヒーローとして見ていいのか戸惑ってるのが凄く伝わります。そんでドクターからもお子様扱いのピーターくん、本当に世界の甥で世界の孫ですね。
 あと、ドクターが石とお前らなら石を優先するぞっていう前振りは後の戦いの前振りなのは百も承知なのですがトニーの仲間じゃないけどプロフェッショナルだから助けるって言葉を多少気にしているならいじらしいと思いました。
 あと、CMで有名な「僕ピーター」「ドクターストレンジだ」「あ、そっち。ならスパイダーマン」って会話の時、明らかにピーターくんに説明することを放棄した顔をしていて、ソーにEメールの話してた時の「あーはーん」って時とまったく同じ反応で、ドクター割りと天然とバカとボケに対する優しさがないよね、容赦ない。トニーはそこで一生懸命わからせようとするから苦労するんだよ!!!多少諦めようよ!!

 

■知能レベルについて
 ストレンジ先生と会ったトニーは同族嫌悪で最初めっちゃ仲悪かったけど、ストレンジ先生も天才外科医なだけあって地頭がいいので、トニーが普段感じる無理解とかやるせないとか「だぁかぁらぁ!」って思う躓き部分を感じさせない相手なんだよね。頭の回転が速いだけなら多分いっぱいいるんだけど、学術的理論的な考え方をする相手と話すの楽しいんだろうなーって。仲悪いけど深い理解者になりそうだよねドクターとトニー。
 あと、GotGメンバーと作戦会議した時のトニーとピーターくんの目配せ見ると、あっパワーイズパワー組を前に物凄く困ってる、そして困っていることがわかりあえるくらいにピーターくんももちろんはちゃめちゃ賢い子で、だからトニーはピーターくん可愛いんだろうなって思うし、賢いのに善良なままなピーターくんは殊更眩しいのだろうなと思うし、トニーが大人になって気づいたあるべき姿がきっとピーターくんなんだろうな。自分がもうそれになれないのはわかっているけど、愛すべき隣人という存在は凄く眩しいんだろうな(うっ)あとGotG組は本当にならずものの集団なんだな。トニーの視線泳がせたりため息ついたりクイルの事を大先生と持ち上げたり、絶対会話が合わない相手とどうにか会話をしようと試みる姿勢凄く偉いと思うよ!!アベンジャーズで学んだんだろうね!本来トニーは自分勝手に横暴して周りに諫められるようなキャラクターなのに!いつの間にか身に着いた苦労性!!
 そう考えると多分トニーはロキちゃんも敵じゃなかったら割とうまくやれたと思うんだよね、でもキルモンガー君とはソリがあわなそうだな。学歴じゃないところで軋轢が凄いもんな。

 

■タイタン星襲撃について
 一切合切省略されたタイタン星のやりとりですが、そもそもネビュラと事前に会ってたのか、タイタン星はそもそも生きてたの?最初から廃墟みたいだったの?ってあたりがあの画面から推し量れなくって、でも滅んだ後の星ならなんで空飛ぶドーナッツの帰る先があの巨大な宇宙船じゃなくって星に設定されてたの?みたいな疑問。

 

■しっかし、MCUは父親に恨みでもあるの?
 ってくらい、父親が酷いですね!大体貴様のせいだ父になるという。母は子供を慈しみ、父のやらかしによって子供が酷い目にあうというのはもはや定型パターンなんでしょうか。とりあえずアベ4ではサノぴっぴになぜ人口半分っこしないとだめだと思ったのか、なんでインフィニティストーンの使い方知ったのか、救ったという割にタイタン星が虫の息なのはどうしてなのか、運命を無視したってのは具体的に何をどう無視したのかってそのあたりをきちんと説明してくださいね。今回見ながらサノスにとってのガモーラが、オーディンにとってのロキちゃんみたいなもんなのかなーって。多分、オーディンオーディンなりにロキちゃんのこと愛してたと思うんですよ、でもその愛情よりも王としての我欲や責任感が勝ってたわけで、オーディンアスガルドが滅ぶには、今すぐ第二王子の命を渡せっていったら、やっぱサノピッピみたいに泣きながらお前を愛してるとか口にしながらロキちゃん殺す気がするんですよね。これがフリッガだったら絶対やらないと思うの。愛してるといいながら、その愛の間には我欲の板が挟まってて、我欲の板より下に位置する愛はいざとなれば切り捨てられるんだと思うんだよ。実際サノスもあんだけ泣いて悲しみながらも、「たくさん大事な者なくした」「わかるよーわかるー」ってペシミストみたいな言葉に酔ってるところがあって、目の前でガモーラがドンっと出るとごめんねあいしてるんだよつらいよーって泣くけど、じゃあガモーラの為に今度は殺さないかっていったら何度でも突き落とす気がする。個人的に概念JDのオムライスを前にして「(つд⊂)エーン、ひよこさん可哀想」と同じものだと思ってます。多分レッドスカルの言った後悔とはちょっと違う気がするよ。MCUの父親像に対する独りよがりの高潔さっていうのは共通テーマなのかなぁ。

 

■グルートちゃん
 ずっとゲームばかりしてるグルートちゃんですが、ロケット先生とのカウンセリング後ソーが隣の席に移ってからすごくチラチラソーの事見てるんですよね。グルートの中でソーの経験したことは、やっぱり気を遣う案件なのかな。あと、ニダベリアでグルートのゲームの音がBGMになってたの好きでした。

 

■ソーちゃんとロケット2
 ドワーフの方のドーナッツを揚げる時の話で、ロケット先生がしょっぱな「科学的な事わかんないと思うけど」ってソーの知能レベルをめっちゃバカにしてるんだけど、ソーちゃん相変わらずぜんっぜん気づいてなくって意にも返さなくって、そういうとこがロキちゃんとトニーの血管を圧迫させてるんだぞ!って思うけど、ソーちゃんとロケットは相性がいいね。お互いのストレスが、思ったより少ない。

 

■ストームブレイカ
 最強の武器のわりに作るのめっちゃ簡単だな!!溶かして固めるだけのチョコみたいな単純な作業だったな!それにしたって柄ぐらい用意しとけよ!!って思うけど、GotGでコレクターがグルートに敬意を示してたことかんがえるとグルートの腕で作った柄が何か特別だったりするのかな?あとストームブレイカーは誰でも持ち上げられるの??ムニョムニョとは違うの?グルート持ち上げてたけど、これでロキちゃん持ち上げられなかったらロキチャン泣いちゃうよ。でも、そもそもクイルとかが持ったら身体は裂けて心は錯乱するみたいなこと言ってたからやっぱヤバい武器なんだよね?グルート持てちゃったよ?やっぱロキちゃん泣いちゃう。

 

■今回サノスが未来からきたパターンもあるのでは??
 今日Twitter探してたらやっぱそういう考察してる人が結構いたんですが、アベ4で過去に話が飛ぶんじゃないかって話、私もドクターストレンジでタイムストーンネタを出した時点で時間的何かがあるんだろうなと思ったんですけど、それとは別に1個1個あげてくと大変なんですがサノスの言動のちぐはぐさをどうにか整合性をとるためにはどういう理由がいるんだって何度も考えたんですけど、サノスが未来の事象を知っている。未来の悲劇を回避するために動いている。その未来にとって悪しき存在として何人かのヒーローやヴィランが歴史として名前を残している。ゆえに、時折妙な言動のブレが起きる。くらいしか私の頭だと思い浮かばなかったんですよね。「未来の荒廃した世界から何らかの理由で過去にやってきた」「未来の世界を何かのきっかけで見てしまった」とか、サノスがどーーーーっしても人口半分にしないとだめなんや!!って理由があってほしい。なんとなく口減らししたから大丈夫とかじゃないといいな。

 

■ストレンジ先生の「最強の魔術師と戦うことになる」っていうセリフ
 私ずーっとストレンジ先生の俺強いで煽り一択だと思ってたんだけど、僅かな可能性としてロキちゃんって可能性もないでしょうか。っていうか、ロキちゃん一応アスガルド1の魔法使いなんですよね??それにしては無限ロキちゃん地獄だよワハハ(実害なし)とかロキちゃん分身の術(触ると消える)とかロキちゃんの精神攻撃だよ(記憶盗み見る)とか、これといって、これといって物凄く強い魔法をみた覚えがあまりないんですよね。というか、ドクターストレンジがなければMCU世界の魔法使いの基準で最高値がロキちゃんなのかな・・っとも思ったんだけど、空間バリバリ干渉できるし、防御攻撃かく乱なんでもござれで、えぇえもしかして地球の方が魔術発達してる説??とも思ったんですけど、よく考えたらオーディンの魔法とかヘイムダルの魔法とかソーの雷だって厳密にいえば魔力?使ってる??ので攻撃的な魔法がないわけじゃないんですよね。ロキちゃんの物理攻撃な魔法って、えっと小刀を四次元ポケットから出して泣きながら腹刺すくらい?(目を覆う)
って思ったら、一応伏線回収としてってところまで考えて、あれ?もしかしてロキちゃんが魔術凄いのって公式でない??公式の設定じゃなかったらすいません。

 

■どこまでが作戦の内?
 うーん、とりあえずクイルが「怒らせるまではな!」っていったからドカーンのところまでは全員が共有してる作戦の内なのは確かなんだけど、全員で取り押さえた後の流れはドクターだけが知ってた気がするなぁ。ストレンジ先生の見た未来の中に「全部きっちり説明してもGotG組が覚えられない、作戦を嫌がる」とかそういう未来があったと思うんですよね。口に出してきちんと制御できるまでがあのドカーンまでだったらどうしよう。取り押さえたシーンの「これ、俺の作戦ね!」って自慢気なクイルのセリフを考えると、途中までドクターが未来の話をして、クイルが「ならこーしようぜ!こうでこうな!」って大雑把な指標を出すっていうのも想定内で、ピーターとトニーはそれに合意したんだけど、そっからクイルがサノス殴る流れは想定してないギャーーーって案件。でもドクターはそれも込みだから黙って見守ってるって感じだろうか。まずタイムストーンを使わなかった時点で不自然だもんね。

 

■It's the end game.について
 韓国の翻訳で問題になったストレンジ先生の「It's the end game.(さぁ、最終段階だ)」なんですけど、これ多分日本の場合「いよいよ後が無くなったな」の部分だと思うんですが(ちがったらすいません)韓国程でないにしても日本の字幕もこれだと微妙に意味合いが変わりますよね?あの段階で最終段階に入ったぞっていうなら、あの死にそうなトニーに向かっていった先生の言葉は何千万通り(1600万くらいだっけ?)の1つの勝つ可能性として、全然既定路線から離れてなかったってことじゃないんですか??日本の煽りがやたら全滅!全滅!ばっかいうから後がなくなったなも背水の陣っぽく聞こえてしまったんですが、これから最終段階にいくよって話なら、そこまでIWって物凄くバッドエンド物語じゃなかったんじゃ?ロキちゃんはともかく(心臓から血が噴き出す音)他のメンツの生還フラグは私が思ってたより高いのでは?って思いました。
 私、字幕と吹き替えでソーの雰囲気の違いが、まぁ思い入れの差があるしなーくらいに思ってたんですが、吹き替えの方がやたら悲壮なのに比べて字幕の俳優さんの声がそこまで大袈裟に悲壮じゃない理由はここあたりなのかな?って。日本語に訳すって段階で、日本チームに「ガチ全滅」のキャッチコピー通りに悲壮感煽る方向で行きたかったのかもしれませんで。
 そもそもサノスと戦うシーンも不自然に(見せ場シーンという解釈もありますが)単体攻撃ばかりで、多くても3人一斉とかで、誰かがやられたら別の誰かが攻撃するってリズムなんですよね。

 

■空飛ぶドーナッツの大きさ
 あれ、どんくらい大きいの??NYの時とワカンダの時大きさ違うのかな??大体同じ船できたと思ったんだけど、あのバイオハザードのリッカーみたいなのが大量に詰め込まれてるやつの大きさめちゃくちゃデカイじゃないですか、あのめちゃくちゃデカイ建造物がパーツの一部としてあるドーナッツってNYのより確実に大きくないです??っていうかサノスはどんだけドーナッツ持ってるの??ドーナッツありすぎじゃない??どうしてもドーナッツの形じゃなかったらだめだったの??

■ワカンダの戦闘
 最初、あの盾に意味があるのだろうか?って思ってたんだけど、最初はどういう敵がくるかわかんなかったから遠距離攻撃対策として盾いっぱい作ってたのかな。何もなかったように盾が消えたらかけっこよーいドンが始まって、キャップと陛下の独走状態だし、陛下の走る姿がマジ卍(見た目)だし。乱闘になった時、陛下が活躍が少なかったのが凄く悲しかった。あの乱闘騒ぎにこそ陛下のスーツは本領を発揮するのでは??って思ってたのに、しれっと反発パワーでただけで、取り押さえられちゃったもんね。

 

■みんな大好き森の動物たち
 ロケットとバッキーのやりとりは文句なしにNHK教育番組でした。可愛い。凄く可愛い。うたのおにいさんとマスコットみたいだった。まず、喋るアライグマになんの疑問も抱かないのがカワイイ。

 

■3人のクリス
 今回プロモーションでもやたらと3人のクリスが話題にされますが、クイル→ソーの「真似したな」とソー→スティーブの「髭真似したろ」って会話から見ても、3人のクリスネタを意図的に使ってるのかなって。CWがキャプテンの過ち(ヒーローとしてより、自分の意志を優先した結果とんでもないことになった)だったとして、今回サノスぶん殴り事件と、ソーの一撃で仕留めなかった件が二人の過ちだったんじゃないかなって。クイルは多分過ちだと思ってないから、石を奪われて失望でメンタルメコメコのトニーに「負けたのかよ!」って言ってるけど、ソーは多分自覚がある。自覚があるから、何があったって聞かれた時とっさに首を振ってから顔を背けるんだよね。目を逸らすんだよね!あのソーが!ソーが!!CWについてキャプテンが過ちだと思ってるかわからないし、あの世界ではアレはトニーの過ちという扱いだと思うんだけど、キャプテンのあの寡黙な感じは、キャプテンなりにあの事件を後悔してるんじゃないかなって思ったのです。

 

■お前に人の心はあるのか!!
 と誰に向かっていったかわからない言葉はもちろんピーターくんの「行きたくない、行きたくないよスタークさん」の部分です。吹き替えの死にたくないよって訳し方も非常に切れ味がよくって心をズタズタにされました。っと思ったんですが、後から見たらどちらも行きたくないにかわっていて聞き間違いですかね??あれ、でも死にたくないってどっかで見たか聞いたかしたので途中で訳変わってます??トニーのセリフでも「あれ?ここ変わった??」って思った場所何個かあったんですよね。

 

■ワンダとヴィジョン
 悲しい童話みたいに、あまりに美しくて鬱な別れだったけど、ワンダの最後の顔がこの世の物とも思えぬ美しさで。これ、もし指パッチンリセットしたらワンダはまたこの地獄の世界で戦うのかって思ったら、もうなんか泣けて泣けて。近年まれに見る美しい終わり方をしたワンダとヴィジョンだと思うよ。

 

■トニーがなにをしたってのさ
 トニーはいろいろやったよ!武器商人だったし、本人の知らぬところでワンダとピエトロに一生消えないトラウマを作ったよ!!でも、誰かしら何かしらに酷いことをしたのはMCUヒーロー共通じゃないでーすーかー!だから、なにも、なにもそんなにボコボコにしなくても。もうやめたげてよ、トニーを許してあげてよ!ここでトニーが残ったことがトニーにとっての地獄の真っただ中じゃないですか。6年この日を避ける為に頑張って、恋人に責められて、仲間を失って、それでもこの日を避ける為に動いてたのに、目の前で希望の塊(ピーターくん)を失うのを見せたり、よりによってトラウマの根源に慰められるとか可哀想が過ぎるじゃないですかー!

 

■インフィニティストーンの大きさ
 ソウルストーンが特別だ特別だっていうわりに、その力がよくわからないまま終わってしまい、何が特別かわからず。サノぴっぴの「崇高な目的のために皆道連れで半分こだよ!」→「大事な娘を死なせなきゃいけないよーウォーンウォーン」っていう、お前一人で勝手にやってくれよ、ロキちゃんの何百倍迷惑な理想掲げてんだよっと思いつつ、特別なソウルストーンよりマインドストーンが一番大きくて最後に手に入れたのが不思議で。いや、見せ場的な話というのはひとまずさておき、ウォンの言うインフィニティストーンが何もない世界を駆け巡って世界を作ったっていうんなら、アメリカ映画でよくある「一番強いのは愛」とか「心こそが全てなのよ」的な意味で、マインドストーンが一番でかいのかな??

 

■最後のあのマーク
 察しが悪い!察しが悪い!!って後から思いましたが、予告みてやっと納得しました。キャプテン・マーベルですね、えぇ、キャプテン・マーベルへの伏線でした。一回教えてもらったのに、MCU初心者過ぎてぽやーっとしてました。